子どもに必要な水分量とは?

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子どもに必要な水分量とは?

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子どもは大人以上に水分が必要!

子どもの体は80%以上が水分

1日に必要な水分量を比較してみると、大人は体重1㎏あたり40~50mlですが、乳児は120~150mlと大人の3倍の水分が必要です。

牛乳やジュースではなく、天然水をたっぷり飲ませるのが正解です。

牛乳やジュースは水の代わりにならない

新生児は約80%、乳児は約70%が水分と、みずみずしい子どもの体。

しかも新陳代謝が活発なので、呼気や汗、皮膚表面から水分が蒸発しやすく、肝臓での水分再吸収の機能が未熟なため、水分が出やすくなっています。

子どもは大人以上に水分補給が必要です。

では、栄養があるからといって牛乳で水分補給してもいいのでしょうか?

これはNOです。

水代わりに牛乳を飲ませると、アレルギーや自己免疫疾患のリスクを高めるといわれています。

またジュースやイオン飲料は当分の摂りすぎになり、小児糖尿病を引き起こす危険性があります。

毎日飲む水は、大人と同じく天然水がベストです。

ただし、硬水は内臓が未熟な子どもには負担が大きいので、軟水を飲ませて下さい。

牛乳を減らした分のカルシウム不足が気になるなら、カルシウムの多い軟水を選びましょう。

体重1キロあたりに必要な水分量

乳児・・120~150ml/㎏

幼児・・90~100ml/㎏

学童・・160~80ml/㎏

例)体重20㎏の学童なら

60~80ml×20㎏=1200~1600ml

いつもの水をおいしく飲む裏ワザ

におい、温度にこだわれば水道水も天然水もよりおいしく飲むことができます。

ひと工夫して水飲み生活を楽しみましょう。

裏ワザその1

木炭とガーゼで塩素臭・カルキ臭を消す

日本の水道水は、殺菌の為に塩素を使用することが水道法で決められています。

塩素臭、塩素と原水に含まれるアンモニアなどが反応してできるトリクロラミンによって生じるにおいが合わさった「カルキ臭」が気になる人も多いはず。

塩素を取り除くには、浄水器や整水器を使うのが最も効果的です。

そこで、浄水器を買わなくても水道水の塩素を取り除き、おいしい水に変える裏ワザです。

用意するのは木炭とガーゼだけ。

こぶし大の木炭をガーゼに包み、1ℓの水に入れて7時間ほどつけておきます。

木炭には強力な脱臭作用があるので塩素臭・カルキ臭を消すことができます。

木炭は天日干しして殺菌すれば、何度でも繰り返して使えます。

また、塩素は時間がたつと飛んでしまうので、ステンレスやガラスなどの口の広い容器に入れ、ふたをせず12時間くらい置くだけで塩素臭が消えます。

裏ワザその2

「おいしい」温度に調整して飲む

水を美味しく飲むためには温度も大切です。

人が心地よいと感じる冷たさは5~12度とされていますが、季節や水の種類によって「おいしい」と感じる温度が異なります。

冷蔵庫の温度は1~5度に設定されているので、冷蔵庫に入れたままだと冷たすぎてしまいます。

冷蔵庫から取り出してすぐに飲むのではなく、コップに移して少しおけば、夏場ならすぐに飲み頃の温度になります。

また、水を野菜室に入れるのもおすすめです。

野菜室の設定温度は6度なので、冷やし過ぎることがありません。

気温の下がる冬は冷蔵庫で冷やさなくても常温でおいしく味わえます。

マグネシウムの多い硬水は温度が低いほど苦味を感じるので、飲みやすい温度を見つけてください。

裏ワザその3

陶器製ポットで自然な冷たさを実現

自然な冷たさを味わいたいときに、陶器製のポットを使った冷却法はいかがでしょうか。

古代エジプト・インドから伝わり、熱帯地方や亜熱帯地方では、現在でもつかわれている冷却システムです。

目には見えませんが、陶器には微小の穴が無数に空いています。

中に水を入れるとその水がゆっくりと陶器の表面ににじみ出て、ゆっくりと蒸発します。

水が状春するときに、空気中の熱を奪っていく気化熱が発生することで陶器が冷やされ、中の水も適度に冷たくなるのです。

就寝前に陶器のポットに水を入れて一晩おきます。

翌朝にはひんやりと冷えた水が味わえます。

特に胃腸が弱く、冷えすぎる水が合わない人は、是非試してみて下さい。

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