汗っかきの人ほど体が冷えている!?

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汗っかきの人ほど体が冷えている!?

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汗っかきの人ほど体が冷えている!?

わきの下だけでなく、顔や手に大量の汗をかく「汗っかき」の人は、太って暑苦しいというイメージがあるかと思います。

一般に太っているから汗をかきやすいと思われがちですが、本当のところは「体が冷えているから汗をかきやすい」のです。

体が冷えたことで、汗腺がうまく働かずに汗がかけなくなるケースもありますが、これは全体の2割程度。

汗腺の機能まで悪くなったために汗をかけなくなったのです。

残りの約8割の人は、体が冷えたことで汗っかきになっているのです。

なぜ体が冷えると汗をかきやすくなるの?

体が冷えると、血流が悪くなります。

それによって自律神経が調節している体内の水分調整機能が乱れ、体内に水分がたまりやすくなります。

そのたまった水分が、体を動かしたり、緊張する場面などで副交感神経が反応し、汗になって放出されるのです。

つまり汗のもとの水が多いので汗っかきになったのです。

女性の中には、お尻に汗をかくという人が多いのですが、これはお尻が冷えているから。

顔や手に汗をかく人は、冷たい物を飲む機会が多くて内臓が冷えている可能性が大きいでしょう。

太って汗っかきの人は冬でも薄着ですが、これではますます体を冷やしてしまう悪循環に。

肥満も汗っかきの解消も、体を温めることが大切です。

湯たんぽは最強の体温めアイテム

湯たんぽには、私たちの体にとって都合のいい温熱効果がそろっています。

81~100度に沸かしたお湯を容器に入れて、その熱量を利用して体を外部から加熱する、これが湯たんぽの役目です。

人間の体は約7割が水分でできていて、それを外部から温めるには、かなりの熱量が必要になります。

湯たんぽの熱量は、温熱器具の中でもずば抜けて高いのです。

表宇淳的な2ℓ入りの大きさの湯たんぽに、1000度の熱湯を入れた場合の体を温めるパワーとしては、130,000カロリーもの熱量があります。

これに対し、石油ファンヒーターの熱量が2,500~35,000カロリー、ガスストーブが6,000カロリー、55ワットの電気毛布が47,500カロリーです。

しかも、石油ファンヒーターやガスストーブ、電気毛布は1時間当たりの産熱量なので、瞬間的に体を温める働きは、湯たんぽの方がはるかに強力であることがおわかりいただけるでしょう。

少しずつ温めていく温度変化が自律神経の睡眠リズムに合っている

さらには、この湯たんぽが時間と共に冷めていくところが重要です。

湯たんぽを布団に入れて寝ると、その中で湯たんぽが空位の層を作って体温を上げて眠りやすくし、そしてねむりについた後からは湯たんぽのお湯が少しずつ冷めていきます。

お湯が少しずつ冷めていく温度変化が「入眠と共に体温が上がって副交感神経が優位になり、眠っている間に段階的に体温が下がっていき、朝になると交感神経が優位になって目が覚める」という自律神経の睡眠リズムに合っているのです。

湯たんぽだと、体のリズムに即した状態で加熱されるので、血流もなだらかに回復していきます。

体を長時間過熱し続けると汗がでます。

汗が出るまで温めると、気化熱(汗をかき、汗が冷えたときに奪われる熱)で体が冷えて交感神経が優位になり、血流が悪くなります。

朝まで高温のままの電気毛布で寝るのは、血流にとっては逆効果で、体が乾燥してしまいます。

湯たんぽなら、体が乾燥する心配もありません。

また、湯たんぽにはプラスチック製、トタン製、銅製、陶器製、ウエットスーツ素材製などさまざまな種類がありますが、ごく一般的なプラスチック製の湯たんぽなら500~1,000円程度で購入できます。

こういった経済的なところも、湯たんぽのメリットでしょう。