快適な明日のために ブッタの教え「負の感情編」

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快適な明日のために ブッタの教え「負の感情編」

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はじめに

一般的には釈迦のことをブッタと呼びますが、仏教では悟りを得ることをブッタと呼ぶそうです。

ここではブッタはゴータマ・シッダールタという仏教の創始者のことを指し、ブッタの言葉をより分かりやすく、簡潔にまとめてみました。

あなたの快適な明日のために何か一つでもお役にたつものがあれば幸いです。

今回は「負の感情編」です。

人間の悩みは4つに分類できる

人間の悩みは、大きく分けて「お金や仕事」「人間関係」「健康」「夢や目標」の4つに分かれます。

常にお金に悩みのある人は、お金について無知で巧みでありません。

常に人間関係について悩みのある人は、人間関係について無知で巧みでありません。

常に健康に悩みのある人は、考え方や生活習慣に何らかの問題があります。

夢や目標が見つけられない人は、自分自身について無知です。

ブッタの教えを知ることで、あなたの明日が快適でご機嫌に過ごせるようになれば幸いです。

負の感情に振り回されない

1他人と自分を比較しない

いつも自分を周りの誰かと比較していると、自分の心が波立ったまま。

優越感を感じても卑下してもいけません。比較することはないのです。

優れた人と出会ったときに、素直にその人に憧れたり、「見習いたい、学びたい」と思うようになれば、その気持ちは必ず自分を成長する方へ引っ張ってくれるでしょう。

2幸せは自分の心次第で決まる

何か起こった時に「運がいい」と思うのか「ついてない」と思うのか。悲しみを感じるのも、苦しみを感じるのも、ストレスを感じるのもすべては自分の内側で起こっていると理解しましょう。

受け止め方次第で幸せにも不幸にもなります。

物事をいいほうに解釈し、心の中に不幸をつくり出さないようにしましょう。

3執着を手放すと楽になる

一旦何かを手にしたら、執着して手放そうとしません。

それらを失うと不幸や不自由になると考えているのです。

しかし実際は執着が強くなるほど不幸になり、失った時の苦しみも大きくなります。

何かを所有すること自体は悪い事ではありませんが、執着する心は自分を縛ります。

自由とは自分が手にしたものに縛られない事なので、手放すほうが楽になるのです。

何かを望むなら何かを手放す。

手に入れたものに執着しないのが、幸せになる秘訣です。

4怒りをいつまでも引きずらない

怒りというのは本能的な防衛反応です。

「相手から攻撃された」と本能が感じたら勝手に湧いてくるので、抑えるのが非常に難しい感情です。

しかし、いつまでも怒りを引きずることなく、早い段階で沈めた方が自分のためになります。

怒りとは相手ではなく自分の問題なのです。

5人や何かを恨む気持ちを手放す

人間なので、とっさに怒ってしまうことは仕方ありません。

ところが怒りが継続すると恨みに変わってしまいます。

しかしよく考えてみると相手が関係しているのは最初に何かされた時だけ。

目の前にいない相手を何度も思い出して、いつまでも悔しがるのはもはや自分一人のひとり相撲です。

豊かな想像力を無駄に働かせて怒りを反芻させて、心の炎症が恨みに変わる前に鎮めてしまうのが、自分自身のためなのです。

6いつもおおらかな心持ちでいる

普段から心をピンと張りつめず、ゆるんだ状態を意識するようにしましょう。

相手に腹が立ちそうなシチュエーションでもキレずに対処できます。

決して怒ってはいけないわけではなく、柔軟な気持ちでいることで、怒りを包み込んでしまいなさい、怒りを越えなさいという教えです。

7謙虚に学ぶ姿勢を忘れない

自分はこれを知っている、と自分の事を賢いと思っているとそれ以上学ぼうという姿勢になりません。自ら自分の可能性に蓋をしているようなものです。

自分の能力を正しく評価できておらず、自分の能力を過信すると、伸びるものも伸びず、可能性も限定されてしまいます。

「自分は知らない、自分はできない」と謙虚に思える人には成長の余地が大いにあります。

そして知らないことを自覚して謙虚に学ぶということが、自分自身の可能性を広げます。

8嫌いな人の不幸を願わない

自分がされて嫌なことは他人にもしない。これは仏教の原則です。

嫌いな人ができるのは仕方のないことです。重要なのは相手が嫌いな人であっても、その人の不幸を願わない事です。

自分の心が汚れていきます。

9思い込みを捨てて客観的に見る

「人は自分が見たいものを見る」これは人間の脳が関係しています。

何かを意識するとそれに関する情報を脳が集め始めます。

気になっている事や欲しいものを脳が引き寄せてしまうようになると、物事をあるがままに見ることができません。

自分の心の状態によって世の中の見え方は変わるのです。

それを知っているだけで、立ち止まり客観的に見ることができるでしょう。

10悪い感情を抱くのを習慣にしない

脳の神経細胞は同じ行動を繰り返すことで、太くなっていきます。

筋トレと同じように、毎日地道に筋トレをすると、その部位にどんどん筋肉がつきます。

筋肉ならよいですが、日々悪い感情、非難する感情を抱いていると、その感情が強まってしまいます。

愚かな事ばかり考えていれば、強化されるのは愚かな心です。

つまり、反対に常日頃から善き感情を抱いていれば、善き心を育てることができます。

つまりは自分の普段の過ごし方次第で、どんな人でも善き心を鍛えることができます。

11安らぎは自分のなかにしかいない

ブッタの言葉では「人々は恐怖にかられて、山々、林、園、樹木、霊樹ばど多くのものにたよろうとする」とありますが、現代に置き換えるとこれは「パチンコ、たばこ、キャバクラ、占いなどのスピリチュアルといったところでしょうか。

共通するのは、恐怖や不安にかられた人々にとって、恐怖や不安を一時的に和らげてくれる、ごまかしてくれるものだということです。

しかし、これらの効力は一時的なものなので、救いを求めても真の救済場所にはなりません。

一時的な快楽に逃げるのではなく、自分の心は自分で救うしかないのです。

12早急に物事を判断しない

私たちは物事や他人をすぐに評価しがちです。

初対面の相手が不快に感じるようなことをすれば、少ししか話さなかったとしても「この人嫌いだな」と思ってしまいます。

しかし、その人が本当はどういう人なのかはもっと長い時間付き合ってみなければわかりません。

相手の表面的な部分だけではなく、内面をしっかり時間をかけて観察してみてください。

なぜその人が不快な行為をしたのかも、時間をかけて観察すればわかることがあります。

また同時に、自分の心の状態も観察しましょう。

心に傷を負い、心を閉ざしてしまっているのは自分の方かもしれません。

人は一人では生きていけません。

自分が心を閉じてしまうと、自分の本質を理解してもらえることはないでしょう。

相手の本質もわからないままです。

自分の心を開き、他人のことはすぐに決めつけないことが大切です。

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