水に関するQ&A

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水に関するQ&A

群馬県で頭痛整体ならみこあ頭痛整体院

目次

Q一度に水をたくさん飲んでもいいでしょうか?

A 夏場でも1日3ℓまでに。それ以上飲むと危険です。

限度以上に水を飲みすぎると、健康な人でも「水中毒」になる危険性があります。

血液中のナトリウム濃度が低下して細胞が水浸しになり、体がむくんできます。

さらに重症になれば頭痛、嘔吐、精神症状、けいれん、呼吸困難などを引き起こします。

十数年前、アメリカで「トイレに行かずどれだけ水を飲めるか」というコンテストで7.5ℓの水を飲んだ女性が亡くなるという事故も起きています。

夏場でも1日に3ℓ。それ以上飲むと危険です。

Qお茶、コーヒーは水の代わりになりますか?

A利尿作用がある飲み物は代わりになりません。

健康になりたいのならおすすめはあくまでも水。

お茶やコーヒーはカウントしないでください。

カテキンの入っているお茶やコーヒーは利尿作用があるため、多くの水分が失われます。

やはり、ちびちび飲む水分補給として適しているのは水ということになります。

Q水をのむべきではないタイミングは?

A熱中症や脱水症状の時。脳と体が真水を受けつけません。

熱中症や脱水症状を起こすと、細胞の内外の浸透圧の差が大きくなります。

細胞の機能を正常に保とうとするため、脳が水を飲むなと指令を出します。

そのため、体が真水を受けつけなくなるのです。

そんなときは経口補水液やスポーツ飲料で命を守りましょう。

Q水を飲むことで禁煙できるって本当?

A水の鎮静作用が禁煙をサポートします。

デンマークの科学者が提唱する「5日間でタバコをやめる方法」があります。

やり方は至って簡単で、タバコを吸いたくなったら水をゆっくり飲んで気分を鎮めます。

これを繰り返すうちに、いつの間にか禁煙に成功するという方法です。

水には鎮静作用があるのです。

Q飲んではいけない水ってありますか?

A酸素がいっさい溶けていない「死の水」があります。

蒸留水をはじめとする純水は飲まないようにしてください。

水を沸騰させ、水蒸気を冷やし、再び水にしたものですが、酸素がいっさい溶けていない「死の水」です。

絶食状態で約1.8ℓ飲むと死に至るとも言われています。

飲料水としてはおすすめできません。

Q持病がある場合気をつける水の飲み方はありますか?

A胃腸が弱い人や肝臓病の人は硬水を飲むのがNGです。

ミネラルが豊富な硬水を胃腸の悪い人が飲むと、消化機能の低下を招くことがあります。

また、肝臓病の人は硬水を飲まないようにしてください。

カルシウムをろ過する機能が低下しているため、カルシウム量が多い硬水を飲むと肝臓に負担がかかります。

Q健康のためにはアルカリ度の高い水の方がいいですか?

Aアルカリ度の低いものから徐々に慣らして飲みます。

私たちの体内は本来、中性もしくは弱アルカリ性に保たれています。

アルカリ性の水が健康にいいからといって急にPH値の高いアルカリ性の水を飲むのは避けましょう。

PH4.7ほどの弱アルカリ性のものから始め、PH8以上へと徐々に体を慣らしていきます。

また、アルカリイオン水を飲む場合にも1日に飲む量を体重の5%以内にすること。

体重が50㎏の人なら2.5ℓ以下です。

上限を守って飲むことは生活習慣に健康的に水を取り入れるポイントです。

Q水をたくさん飲むとむくむのでは?

Aその反対です。水が足りないからむくむのです。

むくみは、細胞の代謝が悪くなり、本来ならば汗や尿として排出されるはずの水分が体内にたまり、顔や手足に発生している状態です。

水の摂取量を減らすと体内の水分量が減り、危険を察知した脳が汗や水分を出さないように指令を出します。

新陳代謝が悪化するために体内には余分な水が増え、余計にむくみが悪化します。

水を飲むとむくむのではなく、水が足りないからむくむのです。

水はカロリーがゼロですから「水太り」もあり得ません。

Q水を美味しく飲むコツはありますか?

A夏場に軟水を飲むなら7~12度。冷やし過ぎはNGです。

水をおいしくする鍵を握るのが温度です。

一般に人が心地よいと感じる水の温度は5~12度とされます。

1~5度に設定されている冷蔵庫から出した水をすぐに飲むのではなく、コップに移して少し待てば、夏場ならすぐに適温になります。

5~7度に設定されている野菜室に水を保管しておくのも良い方法です。

冬場は少し高めの温度が適しています。

暖房の状況にもよりますが、常温(15~18度)でもおいしく感じられるでしょう。

市販されているミネラルウォーターが持つ味わいは、主に甘みと苦味です。

人が最も甘みを強く感じるのは体温と同じ36度程度で、温度が下がるにつれて感じにくくなります。

軟水のまろやかな甘みを味わうには、常温で飲むのが良いでしょう。

一方、硬度の高い水は、マグネシウムの苦みを感じやすいものです。

苦味は温度が低いほど強く、高くなるにつれて感じにくくなります。

硬水を冷やし過ぎると苦みが強調されるので、ほど良い冷たさを見つけましょう。

炭酸水は、やや冷やしたときにさわやかなおいしさが感じられます。

空気に触れると炭酸水は抜けていくため、冷蔵庫で冷えすぎた炭酸水の温度を上げるには、ボトルを開栓せずに室温で調整するのがコツです。

Q水道水をそのまま飲める国はどこ?

A水道水をそのままの得るのは世界でわずか11か国だけです。

日本の他にはアイスランド、ニュージーランド、デンマーク、オーストリア、ドイツ、オランダ、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドです。

日本の水道水は水道法により、有害物質の基準値が厳しく定められています。

微量の有害物質、汚染物質を含むものの、日常的に飲んでも害はないレベルに抑えられています。

ところが、水道水に微量に含まれるトリハロメタンが発がん性物質であると話題になったことから、全国各地で水道水離れがはじまりました。

多くの人が市販水を購入するようになり、それに対抗するように、家庭用の浄水器のブームになりました。

Q浄水器を選ぶときに気をつけることはありますか?

A浄水器については、日本産業規格「家庭用浄水器試験方法」によって試験を実施して性能を表示しています。

そして2002年には、経済産業省「家庭用品品質表示表」に基づく浄水器の「品質表示」がはじまりました。

浄水器は、どれだけ有害物質を除去できるかなど、浄水能力を比較したうえで購入し、さらにカートリッジの交換時期を守りましょう。

交換せず、不衛生なままでは意味がありません。

Qトリハロメタンは、人体にどれほどの影響がありますか?

Aトリハロメタンは、水源となる川などの中に含まれる腐食した植物や虫の有機物などが、水道水をつくる過程で消毒用の塩素と化学反応を起こして発生します。

水の浄化に消毒用の塩素を使う以上、どうしても防ぎきれないものです。

ですが、これまでに水道水に含まれるトリハロメタンで健康障害を起こしたという話は聞いたことがありませんし、公害訴訟も起きていません。