爪もみと足踏みで自律神経を整える

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爪もみと足踏みで自律神経を整える

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「爪もみ」でリンパ球を増やして免疫力アップ

「爪もみ」は刺激するのは爪ではなく、爪の生え際。

ここは神経線維が集中している所です。

また、東洋医学でいう経路(エネルギーである「気」が流れる通路)の重要なポイントが指先にあるといわれ、ここの気の流れが滞ると病気や不調が考えられています。

感受性が高く、経路にも関係する「爪の生え際」を効果的に刺激することで、自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になります。

その結果、爪もみを行うと、白血球の中のリンパ球の数が増えるのです。

交感神経が緊張して白血球に顆粒球が増えると免疫力が低下し、温熱刺激などで副交感神経が優位になると、白血球にリンパ球が増えて免疫力が高まります。

とくに、病気の人が爪もみを続けると、交感神経が緊張した状態から副交感神経が優位な状態に変わり、リンパ球の数が増えて免疫力が高まり、病気が治る力や病気への抵抗力がつくわけです。

血行も良くなり、低体温が改善して体幹部の表面温度も上がります。

その結果、手足の冷え、頭痛、腹痛、生理痛、下痢、便秘、肩こり、疲労感、不眠、眼精疲労などの症状も改善します。

「爪もみ」方法

爪もみの刺激方法は、「爪の生え際をつまんで押す」のが基本です。

より刺激を高めたい場合は「つまんでから指を左右にゆすり、また左右に引っ張るようにねじる」方法がオススメです。

爪をゆすったり、ねじるときは、手首を動かさずに、指のつけ根部分を支点にして行うのがコツです。

力加減は、少し痛いと感じる程度に。

親指から順番にゆっくりと刺激を与えながら行いましょう(左右を同様に行います)。

とても簡単なので、いつ行っても、1日に何度行ってもかまいませんが、副交感神経を刺激するので、就寝前に行うと寝つきがよくなります。

爪もみを続けるうちに以前より手が温かくなり、体が軽くなってきたら回復の兆しだと思ってください。

早い人だと始めて1週間ほどで症状改善の効果が現れるでしょう。

また、下半身の冷えが強い人は、足の爪の生え際も同様に爪もみで刺激すると効果的です。

足で爪もみをするのが面倒な場合は「かかとを上げて、つま先立ちをする運動」を繰り返すだけでも、足の爪もみと同様の効果が期待できます。

「足踏み」で血液循環を改善

筋力がアップして、自分自身の筋肉で熱を生み出せるようになるためには習慣的に運動することが不可欠です。

体に溜まった冷えを追い払うためには、「その場足踏み」のような太ももの筋肉を刺激する運動が有効です四頭筋があり、この大きな筋肉を鍛えると、下半身の血流がよくなります。

激しい運動だと、脈が速くなって交感神経が緊張してしまいます。

椅子に座ったまま行う、「その場足踏み」のような軽い運動をすると副交感神経が優位になり、体温を上げる効果がより高まります。

その場足踏みは、大腿四頭筋とともに腰の腸腰筋も鍛えられるので、心臓から最も遠いつま先まで血流が流れやすくなり、また、血液の戻りもよくなるため、血液循環を改善する運動としては最適です。