首の不調はストレートネックが原因

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首の不調はストレートネックが原因

群馬県で頭痛整体ならみこあ頭痛整体院

あなたの頭と首は前に突き出てはいませんか?

日本人の新たな国民病ともいえるストレートネック。

頭と首が前にニュッと突き出している人が典型的なストレートネックです。

本来頭は背骨の上にまっすぐのっているべきもの。背骨は体の一番後ろ側についているので、いつも頭がグッと後ろに引かれた状態になっているのが正しい姿勢です。

しかし現代では8割以上の人が背骨の位置よりもかなり前へ頭を出してしまっているのです。

酷い人になると頭を吊り下げるような感じで歩いている人もいます。

ストレートネックの人は肩こり、首痛、腰痛、頭痛といったトラブルに悩まされているとみてほぼ間違いありません。

ストレートネックこそが体の関節を痛める元凶だった!

頭は通常5キロ~6キロあります。

その重たい頭が前に出てストレートネックが進んでくると、必然的に両肩が前に出て肩や背中が丸まってきます。

これにより重心が前側に集中するようになると、背中や肩だけでなく、腰の関節にも大きな負担がかかるようになるのです。

また、いつも上半身の重荷が前寄りにかかっていると、自然に下半身を後ろへ引き戻そうとする力が働いて、ひざを曲げて荷重バランスを保とうとするようになります。

するとひざの関節にも大きな負担がかかるようになるのです。

つまりストレートネックを進ませてしまうと、首や肩だけでなく、全身の関節に悪影響が及ぶことになるのです。

首が痛い、肩がこる、手や腕がしびれる、腰が痛い、足がしびれる、ひざが痛い・・・こういったもろもろのトラブルの原因をたどると、頭を前に出したストレートネックの姿勢に行きつくと言ってもよいでしょう。

しかもストレートネックによっておこる不調はこうした関節トラブルだけにとどまりません。

頭痛、めまい、耳鳴り、ふらつき、息切れ、目のかすみといった様々なトラブルが伴うケースがたいへん多いのです。

なかには自律神経が失調状態に陥って、うつ症状が現れることもめずらしくありません。

実際私の元にいらっしゃる患者さんの多くは、こうした多くの悩みに悩まされている方がほとんどです。

ストレートネックかどうかのセルフチェック

自分がストレートネックなのかどうか気になる方が多い事でしょう。

簡単なセルフチェック方法をご紹介します。

簡単なセルフチェック方法をご紹介します。

まず壁に背を向けてまっすぐ立ってみてください。

「気を付け」のポーズが基本ですが、無理に体に力は入れず、普段と同じように自然体で立ってみてください。

このとき「後頭部」「肩甲骨」「お尻」「かかと」の4点が無理なく壁につくのが正しい姿勢です。

意識せずとも後頭部がスッと壁につくならストレートネックでないとみていいでしょう。

以下のように後頭部が壁につかない場合はストレートネックということになります。

〇軽度ストレートネック・・普通に立っていると後頭部がわずかにつかないけれど、意識して体に力を入れて頭を立てればわりとすんなり壁につく。

〇中度ストレートネック・・普通に立っているときに、後頭部がまったくつかない。けれど頭を後ろにつけようと意識すれば、どうにか壁につく。

〇重度ストレートネック・・頭と首が大きく前に出ていて、どんなに頑張っても後頭部が壁につかない。

首のカーブが失われると肩・首に不調が現れる

本来、首の頸椎は前方向にむかってゆるやかにカーブしています。

専門的には「前わん」と呼んでいるのですが、頸椎はこのゆるやかなカーブをクッションにして重たい頭を受け止めているわけです。

このカーブがあると頭の位置が自然に後方にシフトされ、頭の位置を背骨の真上に保つことができるようになっています。

ストレートネックは頸椎のこの「ゆるやかなカーブ」が失われてしまった状態のことをいいます。

レントゲン撮影をするとよくわかりますが、前わんしているはずの頸椎がまっ直ぐになってしまっているのです。

頸椎にカーブがなくなってくると、頭を後方にできにくくなり、自動的に頭が斜め前へニュッと突き出るような格好になってきます。

人間の頭は大変重たいのでクッションとなるカーブがなくなった首はその首の周りの筋肉や頸椎関節で支えていることになりどんどん疲弊していくことになるのです。

こうした疲弊はまずは肩や首のこりに現れます。

肩こりや首こりを甘く見るのは禁物です。放っているとじわじわと症状が悪化して、肩が鉄板のように硬くなったり、首がうまく回らなくなったりします。咳をしただけで首に痛みが走ったりすることもあります。

こりや痛みだけではありません。頸椎の関節にはとても多くの神経が通っているので、頭の重みで関節と関節の隙間が縮まってくると、その神経が圧迫されて多くの症状が現れるようになります。

腕や手に向かう神経が圧迫されれば手や腕がしびれるようになりますし、頭へ向かう神経が圧迫されれば、頭痛がしたり、めまいがしたり顔がしびれたりするようになってきます。

なぜストレートネックになるの?

ストレートネックの人の中には「自分はもともと首の骨がまっすぐなんだ」と思っている人もいるようですが、ストレートネックは先天的なものではありません。

生まれてきたときは誰しもがゆるやかのカーブのついた正しい状態になっています。

つまりは後天的な原因でストレートネックが形成されてしますのです。

一番いけないのは「うつむきの姿勢」です。頸椎にかかる頭の重みの負荷は、頭が2センチ前に出るだけで2倍になるとされ、4センチ前に出ると5倍もの負荷がかかるとされています。

日々長時間にわたってうつむき姿勢をとっていたらどれくらいの負荷が頸椎にかかることになるでしょうか。

頭を垂らしてうつむいているときは、落ちようとする重たい頭を頸椎が必死に支えている状態です。

そういった状態を数年、数十年と習慣的に続けていれば頸椎にゆがんだクセがついてきてしまうのも当然です。

現代ではスマートフォンを持っている方がほとんどで、スマートフォンを見る姿勢がまさに「うつむきの姿勢」です。

他にもパソコン作業、読書や勉強、スイッチなどのゲーム、手芸、電車内での居眠り、料理や洗い物などの家事・・・などあげればきりがありません。

女性と子どもは特にストレートネックになりやすい

ストレートネックの男女比を比べると、より女性の方が進みやすい傾向にあります。

女性に多い理由としては関節のやわらかさにあるのではないかと言われています。

女性の関節は男性よりもやわらかくできており、骨格的に悪い姿勢のクセがつきやすく、首痛、肩こり、腰痛などの関節トラブルも訴えやすい傾向にあります。

女性と同様に関節が柔らかいのが小学生です。

小学校3年生から中学3年生くらいまでの伸び盛りの子供は骨や関節が成長しやすいようやわらかくセットされています。

このためこの時期にうつむきなどの悪い姿勢を多くとっていると、てきめんにストレートネックが進んでしまいます。

当院は女性・子ども専門ですが、最近は中学生のお子さんもよく来ます。

話を聞くとやはりゲーム時間が多く、昔はTVを見ていたものが最近はスマートフォンやタブレットで動画を見ることが多くどんどん「うつむき姿勢」をとることが多くなっています。 女性・子ども専門の頭痛専門整体⇒

頸椎に正しいクセを覚えさせればストレートネックは治る

頸椎関節についた悪いクセは日々正しいクセを刷り込んでいくことにより矯正できるのです。関節がやわらかいということはその分元に戻しやすいとも言えます。

普段から正しい姿勢のクセをつける矯正に取り組んでいれば、だんだん頭の重みが頸椎に正しくかかるようになり頸椎が正しいバランスで機能するようになっていきます。

ただガチガチに凝り固まった首で正しい姿勢を維持するのは苦しいものがあります。

当院の患者さんで高野豆腐に例えてくれた方がいましたが、硬い物を無理に折り曲げようとするのは難しいし、下手をすると高野豆腐そのものが壊れてしまいます。

柔らか戻したあとの高野豆腐は自由自在に動かすことができます。

そんな柔らかい状態に戻したい方はこちら⇒

ストレートネックとわかっても医者は何もしない

ストレートネックを放っておくのはみすみす不調を呼び込んでいるようなもの。ほとんどの整形外科ではストレートネックとわかっても特に何もしてくれません。

筋肉を弛ませる薬や痛み止めを出すくらいでしょうか。

ヘルニアなど手術が必要になるような疾患に対しては熱心に治療してくれますが、ストレートネックからくる肩こりや首こりなどの慢性疾患には湿布薬や痛み止めをだすだけで終わってしまいます。

根本の原因解決にならないので薬だけ飲み続け、そのうちには痛み止めも効かなくなり当院へ来られる方も非常に多いです。

・ストレートネックによる不調にはどうしたらいい?

日々の積み重ねによるストレートネックからくる不調は、これ以上積み重なる前に対処が必要です。言葉の通り一日でも早いことが重要なのです。「うつむきクセ」による首の不調は改善が可能です。これ以上苦しくなる前に一日も早い来院をオススメします⇒